わたしのヒストリー「給食センター仲閒と再会」
人生はたった一度と言われますが、その人の歩んだ人生は唯一のもの。その貴重な体験を「私のヒストリー」(ライフヒストリー)と題してご紹介します。
「デイサービスで久しぶりに再会した給食センター仲間」
古波蔵朝子(85歳) 平良テル(92歳) 山城米子(88歳)
古波蔵朝子さん『当時は五名で調理していました。今の様に機械も無いので手作業で沢山の食材を切りました。』
山城米子さん 『調理師の試験勉強を皆でする為に給食センターの壁一面に試験問題を張り付けて勉強をしました。当時の栄養士は笑味の店の笑子さんでした。一度だけ芭蕉の新芽を使った献立を作ったがアクが沢山出て、これは食べられなかった。楽しい思い出ばかりです。』
平良テルさん 『初めは喜如嘉小で牛乳だけだったが後からパンが付きました。各学校から給食センターに係が集められ完全給食が始まった。そこでシチューというものを知りました。当時は講習会が今帰仁なんかでよくあって参加し、コンクールもあって私と米子さんが北部地区代表になり県まで行ったことが思い出です。』
大宜味村給食センターの歴史
- 昭和三十五年 パン給食開始
- 昭和四十三年 大宜味小学校敷地内に大宜味村給食センター共同調理場開設 対象数:小学校七九六名 中学校五三四名 教職員 八三名 合計 一四〇三名
- 昭和五十一年 各小・中学校給食準備室完成
- 平成八年 大宜味村饒波に移転現在に至る
(大宜味村教育委員会より資料提供)